水曜随想 「全道停電の教訓生かせ」 衆議院議員 田村貴昭

  • 2018.09.19 Wednesday
  • 23:59

 北海道地震での、道内全域に及ぶ停電「ブラックアウト」に驚いた。

 

 道内の電力需要の半分を担う厚真町の火力発電所が緊急停止、需給バランスが崩れ、他の発電所も自動的に停止した。大電源に頼ってはいけないことが教訓となっている。

 

 九州ではどうだろう。九州電力によれば昨日(17日)の最大電力は1220万キロワット稼働している川内(鹿児島)と玄海(佐賀)の二つの原子力発電所での出力は約400万キロワットで、相当な比重を占めている。しかし、原発に依存しなくても九州では、自然エネルギーが大きく成長している。

 

 すでに太陽光エネルギーの接続済みは約800万キロワットで、福島の原発事故以降8倍に増加している。

 

 再生可能エネルギー全体では、接続済みが1156万キロワット、接続予定・検討が2616万キロワットにも及ぶ。既存の火力発電などと調整し、蓄電を向上させれば、原発に頼る必要は全くないではないか。

 

 原発はいったん停止となれば供給に大きな影響を与える。出力を小刻みに調整できないから原発優先となり、再生可能エネルギーは買い取りを拒否され、出力制限の事態に至る。こんな愚かなことはない。

 

 北海道の停電で、産業活動は中断された。私も被災調査の時、コンビニやスーパーに食料品が供給されない現実を目の当たりにした。搾乳ができずに乳房炎にかかった年は数千頭に及ぶという。

 

 人間の生活に欠くことのできない電気。大規模発電はリスクが大きく、中小規模の発電施設を地域の需要に合わせておくのが自然であり、あるべき姿だと確信した。

 

 政府は教訓を生かせ。二度と「ブラックアウト」を起こさぬために。(しんぶん赤旗 2018年9月19日)

水曜随想 安倍政権追い詰める秋 参議院議員 仁比聡平

  • 2018.09.05 Wednesday
  • 23:58

 西日本豪雨災害から2カ月。とてつもない土砂やがれきに埋まり、いまだ手付かずの集落があります。片付けこそ終えても、住宅やなりわいを再建する見通しが立ちません。

 

 その根底には、格差を広げ、増税、市町村合併や農産物輸入自由化など、地域を痛めつけてきた安倍政治があります。私たちは「民地内の土砂撤去も全額公費」「商工業者にもグループ補助金」など支援策を大きく前進させてきました。復旧復興は、被災現場から声を上げ「住民こそ主人公」の運動で政治を変えるたたかいです。

 

 

 毎年繰り返す異常気象のもと、ダムの異常放流や堤防・ため池の決壊、河道の流れを妨げた堆積土砂や樹林帯、治山ダムを乗り越えて団地を襲った土石流など、防災より大型開発偏重の公共事業や都市開発のあり方が根本から問われています。「想定外」「被災者も自己責任」など絶対に許されないのです。

 

 被災地の苦闘をよそに、「総裁選圧勝」のパフォーマンスにばかり熱中する安倍総理。抑え込まれ膝を屈していく自民党。情けない限りではありませんか。広島・長崎の平和祈念式典では、被爆地の願いと朝鮮半島の完全な非核化への激動に逆らって、核兵器禁止条約に一言も触れませんでした。「もううんざりだ」――渦巻く声を「本気の野党共闘」に実らせる秋のたたかいが始まりました。

 

 

 翁長知事の急逝で、9月30日投票でたたかわれる沖縄県知事選挙。先の県民大会は、台風接近のなか7万人が結集し、「絶対にあきらめない」「最後に根負けするのは安倍政権の方だ」という決意がみなぎりました。

 

 窮地に立たされているのは民主主義を踏みにじり続ける安倍政権の側です。これほどうそにまみれ恥を知らない政権はかつてありません。もはや総理の言葉を信頼して聞く国民はないでしょう。「次の国会に改憲案提出」「参院選前に国民投票」などを真正面からふきとばし、安倍政治を終わらせるかつてない連動を広げ、必ず勝利しましょう。(しんぶん赤旗 2018年9月5日)

水曜随想 「誰もが世直しできる党」 前衆議院議員 真島省三

  • 2018.08.08 Wednesday
  • 10:09

 「党勢拡大特別月間」(6月11日〜9月末)も折り返し。私の自主的目標、党員100人に対して、8月6日現在加入(福岡11人、佐賀1人、大分2人、長崎4人、熊本2人、宮崎1人、鹿児島2人、沖縄3人)で、九州・沖縄全県で新しい党員を迎えました。新しい仲間が増えるときが、党員としては一番の喜びです。

 

 入党を訴えると、「応援するけど、入党までは…」と言われます。私は、「来年の参院選で与野党逆転を果たしたい。安倍政権を倒したい。野党連合政権に道を開きたい。そのために、比例代表で自己ベストの850万票を絶対獲得したい。しかし、いまの党の自力では足りません。応援はありがたいですが、どうか政治の綱引きに手を添えてください」と訴えています。

 

 また、「とてもみなさんのようにはできません」と言われることも。私は党規約第2条を紹介し、「日本共産党が世直しを願う方なら誰でもできる党になってこそ、国民のなかに広く根を張り、国民多数の世直しのための団結と連帯をすすめることができます。あなたができる党にならなければ、世直しはできないのです」と訴えています。

 

 2000年の第22回大会で「党規約」を大きく改定しました。「日本共産党は、日本の労働者階級の前衛政党であり…」で始まる前文を削除し、第2条に「日本共産党は、日本の労働者階級の党であると同時に、日本国民の党であり、民主主義、独立、平和、国民生活の向上、そして日本の進歩的未来のために努力しようとするすべての人びとにその門戸を開いている」と記しました。これは、日本共産党自身にとって大改革でした。

 

 当時の不破哲三委員長は大会報告で、「この規約改定案は、日本共産党と日本社会の関係が大きく変わったことに対応したものであります」と述べました。

 

 いま、日本共産党も参加する野党連合政権をつくろうという時代です。「しんぶん赤旗」日刊紙をご購読のすべてのみなさんに、心から入党を訴えます。(しんぶん赤旗 2018年8月8日)

随想 「反省のないあなたへ」 衆議院議員 田村貴昭

  • 2018.08.03 Friday
  • 23:55

 反省のないあなたへ。あなたはいつも議場でヤジってますね。先日は本会議の登壇者に「議長、杉田(水脈)議員のヤジを止めてください」と名指しされていました。

 

 あなたの発言はヤジにとどまらず、性的少数者や隣国を目の敵にして、多くの人が傷ついています。今回は、同性カップルを念頭に「生産性がない」「税金を投入するのがいいのか」と主張しました。日本はそういう国会議員を許容しているのか――外国からそう見られたなら、私は同じ議員でいることが、恥ずかしくていたたまれない気持ちです。

 

 「生産性がない」などよくも言えたものです。こんな声も間きました。「自分年金暮らしだが、『年寄りはいらない』と聞こえた」。あなたにその気はなくても、働くことができない、働き終えた方も大変不愉快な思いをしています。

 

 あなたの党、自民党の幹事長は「人それぞれ政治的立場、いろんな人生観、考えがある」と述べました。確かに人はそれぞれです。LGBTの方も、ハンディキャップを持った方も、病気の方も、元気な方も、そしていろいろな考え方があります。その多様性、個人の尊厳を認め、保障するのが政治の役割ではありませんか。

 

 発言を撤回・謝罪しないのなら、議員を辞職すべきです。あなたをかばい、差別を容認する自民党には、政権から退場いただきたいと思います。

 

 追伸。先日、ブラックな働き方をしてきた青年と会いました。「今の賃金では結婚もできない。将来不安しかない」。格差と貧困をひろげ、子どもを産み育てたい方々の願いに背いているのも、あなたの党であることを付言しておきます。(しんぶん赤旗 2018年8月3日)

水曜随想 「永遠に工事を止める機会」 衆議院議員 赤嶺政賢

  • 2018.07.25 Wednesday
  • 23:57

 7月から11月、沖縄は正念場のたたかいが続く。

 

 23日、辺野古新基地建設の賛否を問う県民投票条例制定請求署名が締め切られた。制定に必要な有権者の50分の1を突破する署名が集まった。条例制定後には県民投票が予定される。

 

 政府が辺野古海域の土砂投入を8月17日と通知してきたことに抗して、オール沖縄会議は8月11日に3万人規模の県民大会開催を発表した。

 

 沖縄県は7月17日付で「即時工事停止要求」を沖縄防衛局あてにだした。違法な工事の強行を逐一列挙し、「事業者としての悪質性は顕著である」と厳しく指摘している。この要求は最後通告だ。沖縄防衛局が受け入れなければ、翁長知事による埋め立て承認撤回の手続きをすすめることになる。政府はこれを無力化するために、あらゆる策謀を弄(ろう)してくることだろう。民主主義をかけたたたかいが沖縄県と安倍政権との間で激化する。国民的規模の支援を強化して、永遠に工事を止める機会にしたい。

 

 

 9月は沖縄統一地方選挙。日本共産党は22議席から24議席への拡大を目指す。11月の県知事選挙に、自民党県連は宜野湾市の佐喜眞市長を候補者に決定した。官邸お気に入りの政治家だ。佐喜眞氏が普天間基地の危険性を当事者として訴えれば、県民は辺野古移設もやむを得ないとなるだろうという安倍政権の策略まるみえの人選だ。

 

 米軍基地を知る人であれば、同じ苦しみを他人に押し付けようという発想はない。負担軽減を口実に基地利権をあさっているなら邪悪だ。沖縄は70年余そういう勢力とたたかって、ついにオール沖縄の翁長知事を誕生させた。歴史的闘争を全力でたたかいたい。(しんぶん赤旗 2018年7月25日)

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