赤旗水曜随想 被災者の言葉にハッと/衆院議員 田村貴昭

  • 2020.07.15 Wednesday
  • 10:59

 

 「必ず再建します。小さな温泉旅館を見捨てないでください」。女将(おかみ)さんの言葉が脳裏に焼きついた。コロナ禍と水害の二重の被害に直面するたくさんの事業者。

 

 「目いっぱい借りていて、もう借金はできない」「長い休業を経てやっと営業再開したところなのに・・・」

 

 政府のグループ補助金制度を適用すれば、施設の再建に補助金が下りることを知らせると「ぜひお願いしたい。持続化給付金もまたほしい」。心が折れない対策、希望が持てる直接支援策が絶対に必要だ。

 

 「川に恨みはありません」。観光事業者の言葉にハッとさせられた。「川があって仕事があり、幸せをもたらせてくれたから」。住まいも生業(なりわい)も奪った集中豪雨。その大もとにあるのは地球温暖化。自然との共生を成り立だなくさせている。安倍内閣に言いたい。防災、減災を掲げるのなら、温室効果ガスを削減せよと。

 

 「政府や市は何をしてくれるのか!」。一瞬ドキッ、家の清掃途中だった被災者から厳しい声がかけられる。

 

 「何度も国会質問して、浸水の一部損壊にも応急修理代が出るようになりました。罹災(りさい)証明をとりましょう」。表情がゆるみ「申請を手伝ってくれんか」。

 

 被災者の見舞い、要望を聞き、ただちに政府・自治体に対策を要請する日々。「あんたたちが一番に来てくれた」。各県各地域で議員、支部を先頭にした共産党のネットワークが、被災者支援の重要な役割を担っている。

 

 「弁当が配給されるようになった」「簡易シャワーが設置されてうれしい」。スマホに入るメールの報告に安堵(あんど)し、次の被災地へ。(しんぶん赤旗 2020年7月15日)

赤旗水曜随想 来る総選挙へ決意/衆院議員 赤嶺政賢

  • 2020.07.08 Wednesday
  • 23:55

 6月7日投開票の沖縄県議選挙で、日本共産党は7人全員が当選した。全員当選が確定した瞬間は思わず「やったー」と叫んでしまった。

 

 

 オール沖縄の団結を大事にし、辺野古米軍新基地反対のたたかいを共にしてきた日本共産党への県民の信頼の証しだ。こんなにうれしいことはない。

 

 同時に責任も重大だ。議会の力関係はデニー県政与党が25人、野党は23人。前回より与党は2議席減らした。力関係が接近したこともあり、官邸や自民党が「いまが分断のチャンス」と、策動を強めている。議会運営は苦労するが、選挙中の新聞アンケートに辺野古新基地反対と答えた議員は27人にのぼる。この事実は重い。

 

 選挙後、菅義偉官房長官は「地元の理解が進んでいる」と強弁した。

 

 しかし、選挙後に琉球新報・沖縄テレビ・JX通信が合同で実施した県民世論調査では、辺野古新基地建設反対が61・95%にのぼった。デニー県政支持は61・55%で、不支持の21・31%を大きく上回った。一方、安倍内閣不支持は66・33%で、支持は18・73%にすぎなかった。

 

 結果を分析した江上能義琉球大学名誉教授は「県民の反対の意思は岩盤のように固い」「県民は辺野古建設にあくまで反対してほしいという強い意思を玉城県政に託し続けている」と分析した。

 

 同世諭調査では政党支持率も調査している。それによると自民党が18・73%、日本共産党8・96%、立憲民主党6・18%の順だった。

 

 国会内では解散風が吹いている。どのように動くかは誰もわからない。コロナ国会は、野党の共闘が大きな成果をあげた。国会閉会後も閉会中の委員会質疑が行われ、コロナで傷ついた国民の要求をとりあげ、安倍政権を追い詰めている。

 

 総選挙で沖縄1区から4区まで完勝して、安倍政権を退陣においこみたい。さらに、九州・沖縄比例代表ブロックとともに3議席をとりもどさねばならない。九州全域を襲った集中豪雨災害の被害の大きさに胸を痛めながら、来たるべき総選挙への決意を固めている。(しんぶん赤旗 2020年7月8日)

赤旗水曜随想 陸上イージスは『白紙』に/前参院議員 仁比聡平 

  • 2020.06.17 Wednesday
  • 23:56

 コロナ国会会期末。 「とにかく閉じて逃げるしかない」。安倍政権の醜態あらわです。

 

 そこに志位委員長の 「子どもたちに少人数学級をプレゼントしよう」との質問は大反響をよびました。だれもが生き生きと希望をとり戻せる「コロナ後」の社会を願っています。

 

 トランプ大統領言いなりの陸上イージス。河野防衛相は15日、「配備プロセスを停止する」と表明しました。5月下旬、「(ブースターを)確実にむつみ演習場に落とせることにならないことが判明した」「改修には12年、2000億円以上かかる」というのです。

 

 しかしこれは、すでに一昨年10月、山口県阿武町の住民説明会で防衛省が「絶対に陸上に落ちないとは言えない」「弾道ミサイルが直撃することと比較すると被害の度合いも比べ物にならない(少ない)」と開き直って激怒を買い、日本共産党の宮内欣二萩市議が徹底追及してきた当初からの重大問題です。

 

 発射され次々切り離される3段ロケットが頭上に落ちてくるのではないか。

 

 1年前、私の質問 (2019年6月3日参院決算委)に、当時の岩屋防衛相は、「燃焼ガスを噴射するノズルの向きを変更することで迎撃ミサイルの進行方向を制御する機能がございますので、この機能を用いて飛翔経路をコントロールし、演習場内に落ちるような運用を行ってまいりたいと考えております」と答弁しましたがそんな都合よくいくわけがない。案の定、「配備ありき」のうそだったのです。

 

 先人の苦労に培われた生活と生業(なりわい)のど真ん中に、超強力レーダーと迎撃ミサイル発射の巨大基地を新設しようとするイージスーアショアは 「停止」ではなく白紙撤回しかありません。

 

 先の沖縄県議選で日本共産党は「辺野古新基地よりコロナ対策を」と安倍政権を追い詰めました。

 

 国会をとめるな。山添拓議員が「10万円給付や家賃・学生支援、どれも政府・与党は当初行おうとしなかった。国会で審議してこそ現場の必要に応えられる」と見事に追及したとおり、民主主義の力こそ、肝心です。(しんぶん赤旗 2020年6月17日)

赤旗水曜随想 知恵と工夫で乗り切ろう/衆院議員 田村貴昭

  • 2020.06.03 Wednesday
  • 23:59

 議員会館の地下4階から12階まで、階段を駆け上がる。よし大丈夫、今日も快調だ。うつされない、うつさないを心がけ、新型コロナと向き合う日々。自粛・休業にともなう相談や問い合わせが、連日寄せられ、秘書とともに対応にあたっている。

 

 

 仕事を失い生活費に困窮する被災者、牛肉の価格下落に苦しむ農家、行事の中止で無収入となった劇団員…電話やメールの向こうの窮状を政府各省に伝え、救済策を模索。策がなければ、策をつくれと国会質問にぶつける。この活動はこれから先も長く続く。

 

 痛感するのは、安倍政権の対応のひどさだ。例えば、野党が強く要求して家賃支援が入ったものの、なぜ5月以降の収入を基準とするのか。収入が絶たれ、退学を余儀なくされている大学生になぜ学費を減免しないのか。

 

 マスクひとつとっても後手後手の対応。加えて、検察庁法改悪と黒川氏の処遇に国民の怒りが爆発した。「火事場泥棒やめよ」「三権分立まもれ」。この声に自公政権は法案の今国会成立を断念。国民と野党の共同で政治は変えられる――たたかいの貴重な経験がまたひとつ増えた。

 

 

 コロナ禍の中、東京を思うように離れられないのが痛い。沖縄県議選の応援に行けないのがとりわけつらい。そこで昨日、応援の動画メッセージを発信することに。新基地ストップ、平和で豊かな沖縄へ、共産党とオール沖縄の勝利を何としてでも。

 

 九州各県の共産党事務所、地方議員をつないでのオンライン会議も広がってきた。互いに励ましあって、情報の共有と交換を行う。大変有効なやり方だ。当面、制約はあるが、知恵と工夫で乗り切ってゆきたい。(しんぶん赤旗 2020年6月3日)

赤旗水曜随想 沖縄県議選勝利へ死力/衆院議員 赤嶺政賢

  • 2020.05.27 Wednesday
  • 10:08

 

 沖縄県議選挙は5月29日告示、6月7日投票でたたかわれます。沖縄は一足早く梅雨の季節を迎えており、7人の候補者は土砂降りの雨のなかを猛奮闘中です。新型コロナウイルス感染症の拡大は、選挙戦の大きな政治課題となりました。日本共産党県議団はいち早くPCR検査センターの設置をデニー知事に提案。休業要請については、補償と休業は一体と、積極的に訴え、貴重な役割を果たしています。

 

 コロナ対策の予算を確保するために不要不急の予算を削れ、と7候補は訴えています。不要不急の予算といえば辺野古新基地建設の事業費です。沖縄県の試算では2兆5500億円。検査体制のさらなる拡充、医療崩壊に直面している医療機関への支援、休業中の中小企業、小規模事業者、フリーランス支援策にまわすべきです。

 

 「新たな生活様式」を国民は誠実に実行しています。政治のありかたこそコロナの時代にふさわしく改めるべきです。軍隊や軍事基地ではコロナの感染拡大はとめられません。いまはパンデミックの克服のためにいっそうの国際協調が求められています。軍拡競争など、許されません。

 

 県議選挙では、辺野古新基地建設阻止、普天間基地の閉鎖・撤去も最大の争点になります。玉城デニー知事の与党勢力、オール沖縄の安定多数の確保と日本共産党7議席の確保が絶対に必要です。政府は軟弱地盤の改良工事の設計変更申請を、緊急事態宣言下の沖縄県に提出しました。沖縄県は申請の審査には最大約200日かかると政府に通知しました。辺野古の工事もコロナ禍でストップしています。

 

 25日、緊急事態宣言が解除されました。安倍政権のことだ、工事を再開するのではと心配になり、海上抗議行動で頑張っている仲間に電話をしました。彼は、「いま、検察庁法、黒川検事長問題など、日本共産党の頑張りで安倍内閣の支持率も2割台だ。沖縄県議選挙で勝って、安倍内閣の息の音をとめるのが先だ。明日からビラまきだ」と元気のいい反応が返ってきました。

 

 とはいえ、選挙区ごとの情勢は甘くありません。あと10日で投票日をむかえます。沖縄の勝利は、国会にも野党共闘の風を吹かせます。歴史を切り開くたたかい。オール沖縄と日本共産党7議席勝利めざして、死力をつくします。(しんぶん赤旗 2020年5月27日)

 

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