公式確認から61年 全面解決 早く 水俣病犠牲者を追悼 熊本

  • 2017.05.01 Monday
  • 23:57

 水俣病の公式確認から61年を迎えた5月1日、「水俣病犠牲者慰霊式」が熊本県水俣市で開かれました。患者団体などでつくる実行委員会と水俣市の主催で、遺族や被害者ら約700人が出席しました。

 

 妊娠中に汚染魚介類を食べた母親の胎内でメチル水銀に侵され、生まれながらに水俣病を抱えた胎児性患者の滝下昌文さん(60)らが「祈りの言葉」を述べました。

 

 胎児性の仲間で、歌手の石川さゆりさんを水俣に招いたコンサートの再演を39年ぶりに成功させたことについて、実行委員長を務めた滝下さんは「健康への不安や家族の支えを失う仲間もいる中で、今後を生きていく大きな力と自信になった。過去は変えられないけれど、精いっぱい生きることが未来に向かって生きている誰かの心の支えになればと思います」と語りました。

 

 日本共産党の仁比聡平参院議員が参列、献花しました。

 

 水俣病は、チッソが海に流した工場排水中のメチル水銀に汚染された魚介類を多食することによって、多くの不知火海沿岸住民が健康被害を発症したもの。行政による患者認定の基準は極めて厳しく、多くの被害者が救済から取り残され、いまだに裁判などに立ち上がらざるを得ない状況です。

 

 式典後、患者団体は山本公一環境相と面談。全面解決に向けて不知火海沿岸住民の健康調査実施などを求めましたが、半年前の面談で「調査の手法開発にスピードアップを指示している」と述べていた山本氏は今回も、具体的な進捗(しんちょく)状況や時期を明らかにしませんでした。(しんぶん赤旗 2017年5月2日)

水俣病 全員救済まで 不知火患者会と仁比、松岡両氏が懇談 熊本

  • 2017.05.01 Monday
  • 23:56

 

 水俣病公式確認から61年を迎え、犠牲者追悼の「慰霊式」が開かれた5月1日、日本共産党の仁比聡平参院議員は熊本県水俣市を訪れ、未認定患者団体「水俣病不知火患者会」(大石利生会長)の人たちと懇談しました。松岡勝衆院九州・沖縄比例予定候補、山本伸裕県議が同席しました。

 

 ノーモア・ミナマタ第2次訴訟原告団の森正直団長は「結審まであと1年半。原告全員が一致団結するよう一生懸命、頑張っています」と述べ、国会内外での支援を求めました。

 

 仁比氏は、国が地域と出生年の線引きによって被害者を救済から切り捨てている問題で「調査して痛感したのは、地域内のみなさんの本当に深刻な被害と同じ苦しみが地域外に存在することです」と強調。不当な線引きをやめ全ての被害者救済を訴える原告に対し、国が、行政認定されていない政治決着で救済を受けた被害者を「水俣病ではない」などと裁判で反論していることについて、「ここに至って判決を取りに行かざるを得ない状況に被害者を追い込む国とは、どういう国か。裁判勝利へみんなでたたかっていくと同時に、何としても今の政治を変えなくてはならない」と力を込めました。(しんぶん赤旗 2017年5月2日)

水俣病問題解決に力 宮下市議候補を仁比参院議員応援 熊本・上天草市議選

  • 2017.04.16 Sunday
  • 23:59

 

 日本共産党の仁比聡平参院議員は4月16日告示(23日投票)された熊本県上天草市議選の宮下しょう子候補=現=の応援に駆けつけました。住民の暮らしを守り、水俣病問題の解決に力をつくす共産党の議席の役割を語り、「支持を広げ、何としても押し上げてください」と訴えました。

 

 仁比議員は、宮下候補が住民の苦しむ声を聞き、「代弁者として行政を大きく動かしてきた」と紹介。上天草でも「住民が政治の主人公としての民主的な政治に変えていく時代を切り開くため、宮下さんに願いを託してください」と呼びかけました。

 

 宮下候補は、高すぎる水道料金や国保税を引き下げてほしいと求める住民のためにも、要求実現を「次の議会で、やり遂げさせてください」と決意を述べました。

 

 出発式後の街頭演説には、松岡勝衆院九州・沖縄ブロック比例候補が加わり、それぞれ支持を呼びかけました。(しんぶん赤旗 2017年4月18日)

 

「語るつどい」で決意 仁比参院議員、松岡比例予定候補ら原告らと交流

  • 2017.02.26 Sunday
  • 23:59

 

 熊本県の日本共産党天草地区委員会と上天草市委員会は2月26日、仁比聡平参院議員を同市に迎え「水俣病を語るつどい」を開きました。松岡勝衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補、山本伸裕県議、宮下しょう子市議が参加し、「ノーモア・ミナマタ第2次訴訟」の原告、支援者ら70人と意見交換しました。

 

 仁比議員は、国と熊本県、加害企業チッソが裁判で被害を認めず、和解にも応じないことについて、「同じように苦しむ多くの被害者にも背を向ける被害者切り捨てにほかならない」と指摘。負けるわけにはいかない裁判で、原告と心を一つにしてたたかうと述べ、「声を必ず代弁する」と決意を表明しました。

 

 松岡候補は、水俣病の国の被害者切り捨ては熊本地震でも繰り返されているとして「政冶の在り方を変え、国民の声を届けるためにも国会に押し上げてください」と訴えました。

 

 山本県議は「問題の認識を深めるためにも被害の全容解明に不知火海沿岸地域の健康調査を求める取り組みを強めたい」と述べました。宮下市議は「議会傍聴は大きな力になる」と参加を呼びかけました。

 

 会場からは、「裁判の長期化は年金生活者には重い負担。早く終わらせてほしい」などの声があがりました。(しんぶん赤旗 2017年2月28日)

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