米軍弾薬庫計画を調査 空自新田原基地/田村貴昭・まじま氏ら 宮崎

  • 2020.07.27 Monday
  • 10:39

 

 日本共産党の田村貴昭衆院議員、まじま省三衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補と宮崎県委員会は7月27日、米軍弾薬庫建設が計画されている同県新富町の航空自衛隊新田原(にゅうたばる)基地を調査しました。来住一人、前屋敷恵美の両県議、吉田貴行・新富町議、中村末子・高鍋町議らが同行しました。

 

 同基地は「普天間基地(沖縄県宜野湾市)の能力の代替」として、米軍の弾薬庫や駐機場などを新設することで2018年に日米両政府が合意。自衛隊基地の米軍基地化が懸念されます。

 

 一行は、滑走路が見渡せる基地中央の建物の屋上から改修予定の誘導路や新設予定の弾薬庫、燃料タンクの位置を確認しました。

 

 吉田氏は「新富町長も求めている住民説明会は行われるのか」、まじま氏は「米軍が使用する場合、自衛隊の服務規程は守られるのか」と質問しました。

 

 調査を終えた田村氏は「コロナ禍で弾薬庫などの整備に国民の税金を使うことは許されない」と述べました。

 

 参加者から「築城(ついき)基地(福岡県築上=ちくじょう=町など)のたたかいと力を合わせたい」などの意見が出ました。同町の男性(66)は「なぜ建設するのか、町民への説明が何もない。今日も、知りたいことが自衛隊から出てこなかった」と憤りました。(しんぶん赤旗 2020年7月28日)

馬毛島 年度内妥結せず 米艦載機訓練移転地の買収

  • 2019.04.01 Monday
  • 23:59

鹿児島 地元合意なく実現不能

 

 政府が米空母艦載機離着陸訓練(FCLP)の移転候補地としている鹿児島県・馬毛島(まげしま)の売買交渉について、目標としていた2018年度内の妥結ができませんでした。防衛省担当者は4月1日、交渉が長引いていることを認めました。期限内に売買契約を締結できなかった理由については「公表していない」と述べました。

 

 同省は1月、当初査定額として提示した45億円の3倍超の約160億円で馬毛島を買収することで、島の大半を所有する地権者の「タストン・エアポート社」と合意。3月中の正式な契約締結を目指していました。

 

 

 日本共産党は、同社の島での違法開発の疑いや、土地登記簿に極度額140億円の抵当権が設定されていることを明らかにし、住民の頭越しに不当な交渉を進めるのをやめるよう要求。当初、原田憲治防衛副大臣は抵当権が設定されたままの取得は「ありうる」

(田村貴昭衆院議員の質問=2月27日、衆院予算委分科会)としていましたが、仁比聡平議員の追及を受けた岩屋毅防衛相は3月18日の参院予算委員会で、抵当権が設定されたままの取得はできないと認めました。抵当権が設定されたままの取得は「ありうる」とした答弁を修正した形です。

 

 岩屋氏は3月26日の記者会見で「もう少し時間が必要だ」と述べ、売買契約が4月以降にずれ込む見通しを示していました。

 FCLPは現在、硫黄島(東京都)を中心に実施されていますが、空母艦載機部隊の岩国基地(山口県)移駐に伴い、馬毛島が新たな訓練場として浮上していました。

 

住民の意志結集 移転阻止へ運動

 

 「馬毛島の米軍施設に反対する住民の会」の清水捷治副会長の話 地元の合意もなく、予算措置などもないため、訓練移転は絶対に実現できません。違法開発した土地の経費を国が払う、あるいは(タストン社が)債権者に払わなければいけない借金を国が面倒をみることになれば、財政民主主義、予算審議権のじゅうりんです。

 

 今の政府は問題点を無視して、やりたいことは何でもやる政府です。主権者たる地元住民の意志を結集し、市民団体、行政を巻き込んだ運動が移転阻止のため決定的に重要です。(しんぶん赤旗 2019年2019年4月2日)

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