「米軍部品落下は犯罪だ」 小池書記局長らが調査 園長・校長ら訴え 沖縄・宜野湾

  • 2017.12.16 Saturday
  • 23:59

 

 日本共産党の小池晃書記局長は12月16日、米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属の米軍ヘリからの部品落下事故が相次いだ緑ケ丘保育園、市立普天間第二小学校(いずれも宜野湾市内)を訪れ、教育現場という、あってはならない場所で発生した事故の生々しい実情を視察しました。赤嶺政賢衆院議員も同行しました。

 

 

 緑ケ丘保育園では、7日に米軍ヘリからとみられる部品落下事故が発生しました。神谷武宏園長は、警察は事故当日に現場検証を行っただけで、防衛省沖縄防衛局も「部品は米軍のものだが、落としたことは否定している」と電話一本の連絡で済ませ、謝罪もないことに強く憤り、「近くの住民は部品が天井に落ちた後、跳ね上がるのを見ている。これは犯罪であり、私たちの誰かが殺されていたかもしれません。米軍の言い分で済ますのではなく、徹底的に捜査すべきだ」と訴えました。また、父母らが保育園上空の飛行停止などを求める署名を開始したことを紹介しました。

 

 小池氏らは、「米軍も日本政府の対応も許されません。今回の事件に関して、野党は集中審議を要求しています。しっかり取り上げていきたい」と応じました。

 

 

 13日にCH53Eヘリの窓が落下した普天間第二小の校庭には、「ここから先は入らないで下さい」との注意書きが。大村朝永教頭は、事故当時、校庭の両端で4年生と2年生が授業を行っており、窓の落下で粉じんが発生し、石が飛んで児童1人が軽傷を負ったと説明。校庭にいた担任も心労に苦しむなど、教員も児童も深刻な傷を負っている実情が語られました。

 

 また、「学校上空を飛ばない」という日米合意に反して、米軍ヘリが日常的に旋回飛行を行っています。

 

 喜屋武悦子校長は、「こうした実情を、さまざまな角度から検証してほしい」と要望。小池氏は「しっかり国会で取り上げます。私たちは米軍機の飛行停止と、普天間基地の無条件撤去を求めていきます」と応じました。(しんぶん赤旗 2017年12月17日)

欠陥機オスプレイ撤去を 名護墜落1年 抗議集会 平和に生きる権利沖縄に 相次ぐ米軍機事故に怒り

  • 2017.12.15 Friday
  • 23:59

 

 昨年12月13日に米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属のオスプレイが名護市安部で墜落した事故から1年余り。「欠陥機オスプレイ墜落1年! 抗議集会」(辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議主催)が12月15日、名護市内で開かれました。同基地と隣り合わせの普天間第二小学校に米軍ヘリが窓を落下させるなど、続発する米軍機の事故怒りが渦巻く中、県内外から3000人以上(主催者発表)が結集しました。

 

稲嶺市長訴え

 

 集会では(1)オスプレイの撤去(2)辺野古新基地建設断念、県内移設によらない普天間基地の閉鎖・撤去(3)日米地位協定の抜本的改定―を強く求める決議を満場の拍手で採択。オール沖縄会議の高良鉄美共同代表はこの1年、県民の命を脅かす米軍の事件、事故が繰り返されたことに対し、「これが復帰45年の沖縄、憲法施行70年の沖縄か。われわれには平和に生きる権利があると訴え続けよう」と呼びかけました。

 

 名護市の稲嶺ススム市長は、オスプレイが昨年来、7件の重大事故を起こしていることにふれ、「こういう事故はまた続くかもしれません。普天間をすぐ閉鎖して、辺野古は造らせない。そのことを確認したい。次の4年間で辺野古、普天間問題を、絶対に勝利するため、来年11月の知事選までさらに強いうねりにして頑張りましょう」と力を込め、名護市長選(2月4日)への決意を表明。大きな拍手に包まれました。

 

 沖縄県の富川盛武副知事が上京中の翁長雄志県知事のメッセージを代読。知事は国が辺野古でなりふり構わず違法な新基地建設を進めていることを厳しく批判し、「必ず承認撤回につながっていく」と断言しました。

 

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、オスプレイの事故率上昇で、同機を安全だとしてきた日本政府の説明が破たんしたことを挙げ、「危険なオスプレイとアメリカ軍用機全てを撤去させるまで頑張り抜こう」と強調。照屋寛徳、玉城デニー、糸数慶子、伊波洋一の沖縄選出各国会議員も訴えました。

 

野党6会派 閉会中審査要求

 

 立憲民主党、日本共産党など衆院の野党6会派は15日、沖縄県宜野湾市の小学校に米海兵隊ヘリの窓が落下した事故を受け、安全保障委員会で速やかに閉会中審査を実施するよう自民党に求めました。同委の与野党筆頭理事を通じ、電話で要請しました。(しんぶん赤旗 2017年12月16日)

沖縄大使と防衛局に抗議 赤嶺氏先頭に党県委員会

  • 2017.12.14 Thursday
  • 23:59

 

 沖縄県宜野湾市の普天間第二小学校に米海兵隊大型輸送ヘリCH53Eの窓が落下した事故を受けて日本共産党沖縄県委員会は12月14日、「あわや大惨事につながる重大事故であり、沖縄の子どもたちの命と安全が危機にさらされた今回の事故に対して、満身の怒りを込めて抗議する」として外務省の川田司沖縄担当大使と防衛省沖縄防衛局に抗議しました。

 

 提出した申し入れ書では、同市の保育園に部品が落下したとみられる事故(7日)に続くものだと指摘。普天間基地に所属する全機の飛行停止と原因究明、同基地の無条件閉鎖・撤去、沖縄からの海兵隊の撤退、日米地位協定の抜本改定を要求しています。

 

 赤嶺政賢県委員長・衆院議員は「学校上空を避けるという飛行経路を米軍が守っていないことは明らかだ。日本政府に当事者能力はないのか。絶対に飛ばせてはならない」と強調しました。

 

 渡久地修県議団長は、学校関係者や子どもたちがショックを受けていることは重大だと指摘した上で「10月に高江で炎上した時に飛行再開を認めたために、今回の事故が起きた」と批判しました。

 

 川田大使は「引き続き原因の徹底究明と再発防止策を求めていきたい」と述べる一方、飛行停止には言及しませんでした。

 

 

 沖縄防衛局に対しては、全機の飛行停止を米軍に求めない姿勢を厳しく追及しました。瀬長美佐雄、比嘉瑞己、西銘純恵の各県議、知念吉男宜野湾市議、真栄里保基地対策責任者が同席しました。(しんぶん赤旗 2017年12月15日)

 

米軍ヘリ窓が校庭に落下 沖縄・普天間基地隣接の小学校 児童1人けが

  • 2017.12.13 Wednesday
  • 23:59

 米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)に隣接する市立普天間第二小学校の校庭に12月13日午前10時過ぎ、同基地所属のCH53E大型ヘリの窓が落下しました。落下した衝撃ではね上がった小石が4年生の男子児童1人に当たり、左腕に擦り傷を負いました。窓は1メートル四方の窓枠ごと落下し、アクリル製の破片が飛び散りました。宜野湾市役所前では緊急抗議集会が開かれ、300人以上が「ただちに訓練を中止せよ」「海兵隊は撤退を」と怒りの声を上げました。

 

 米海兵隊の第3海兵遠征軍は同日午後のプレスリリースで「CH53の窓が小学校に落下した」と発表。基地内の駐機場では、事故機とみられる機体の窓が外れた部分にシートがかぶせられました。

 

 学校からの報告によると、事故当時は10メートルほど離れた場所で2年生と4年生の約60人が体育の授業を受けており「ドーンという衝撃音と砂ぼこりが上がった」といいます。

 

 学校側は安全のため「教室から出ないように」と児童に指示し、午後には全児童を下校させました。市の知念春美教育長は「安全・安心でなければならない学校現場であってはならない事故が起こり、憤りを感じている」とコメントしました。

 

 現場に入った翁長雄志知事は、「今日は名護市でのオスプレイ墜落から1年だ。原因究明もしないまま飛行を続けてきたことの積み重ねで、今回の事故が起こった。何十回、何百回抗議しても変わらない」と抗議しました。

 

 同じく現場に駆けつけた日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は「危険きわまりない普天間基地の姿が如実に示されている。住民に被害と不安を与えてきた米軍には、もはや基地を運用する資格はない。普天間基地は無条件で閉鎖・撤去すべきだ」と強調しました。

 

副知事 狒簡瞳概〜軼生,犯行中止を

 

 富川盛武副知事は同日、米海兵隊太平洋基地司令官のポール・J・ロック准将、ジュエル・エレンライク在沖米国総領事を県庁に呼んで抗議し、全米軍機の緊急総点検の実施とその間の米軍機の飛行中止を求めました。米側からの即答はありませんでした。

 

 宜野湾市では7日、普天間基地の近くにある緑ケ丘保育園で、同じCH53Eの部品が見つかっています。同保育園の神谷武宏園長は「1週間もたたないうちに今回の事故が起き、とにかく驚いた。米軍の危機管理のなさを感じる。怒りでいっぱいだ」と憤りをあらわにしました。

 

 さらに10月11日には、同型機が東村高江の民間牧草地で炎上・大破しています。(しんぶん赤旗 2017年12月14日)

「この状況を許しちゃいけない」 米軍部品落下の保育園を調査 赤嶺衆院議員

  • 2017.12.11 Monday
  • 23:59

 

 沖縄県宜野湾市の保育園に米軍ヘリから落下したと思われる物体が見つかった事故。保育園は米軍普天間基地から300メートルしか離れていませんでした。「子どもの命にかかわる問題。この事故を許してはいけない」。保育園の神谷武宏園長が12月11日、調査に保育園を訪れた日本共産党の赤嶺政賢衆院議員に語りました。

 

 「あの日も朝からずっと飛んでいました」 神谷園長がそう語ったとたん、地鳴りのような重低音があたりを覆い、頭上を米軍CH53Eヘリ2機が飛んでいきました。落下物を落としたと思われるヘリと同型機です。

 

 神谷園長は「あれ、まさにあれです! バカにしています」。騒音に負けまいと声を張りあげて言いました。

 

 物体は屋根の庇(ひさし)の隅っこに落ちていました。数十センチずれると、園庭を直撃するところでした。

 

 神谷園長は「ちょうど子どもたちを園庭に出して遊ばせようとする時。少し時間がずれていたらどうなっていたか」。

 

 落下物は、もわっとする熱気と、油が焼け焦げた異臭がしたといいます。

 

中傷の電話も

 

 米軍が落下を認めない中、「自作自演だ」などと保育園を中傷する電話がかかり、右翼団体の街宣車が来る事態になっています。

神谷園長は「園の先生方も参ってしまう」と訴えます。

 

 赤嶺議員は「こんなことが起きて、声も上げられなくなることが恐ろしい。私も1歳の孫がいる。自分の孫にこんなことが起こると思うと、ぞっとする」と応じました。

 

 神谷園長は「どこの子も一緒。みんなでこの間題に向き合って、この状況を許しちゃいけない。米軍機を飛ばせてはいけない」と応じました。

 

嘆願書を準備

 

 赤嶺議員が父母会の人たちに会うと、ちょうど嘆願書をつくって沖縄県や宜野湾市、沖縄防衛局、米軍に申し入れる準備をしているところでした。

 

 嘆願書は「保育園は(普天間基地の)滑走路の延長上で、子どもたちが『ひこうきのおなかが見える』というように、真上を米軍機が飛び交うのが現状です」と訴えています。普天間基地の運用停止を求め、普天間基地に離発着する米軍ヘリの保育園上空の飛行禁止を求めています。

 

 父母会役員の女性(46)は「事故の日もその後も何事もないかのように米軍ヘリが飛んでいる。日本政府も米軍も、こんな状況をなぜ許しているのか。子どもを守るために私たちが声を上げないといけない」と思いを語ります。

 

 父母会の取り組みに関わっている「オール沖縄」の玉城健一郎宜野湾市議は「米軍に物体の落下を認めさせないと。彼らは人が死ぬまで認めないのか」と決意を語りました。

 

 赤嶺議員も「米軍に認めさせないと、今後同じことが起きても狠里蕕迷犬爾稔瓩鬚気譴討靴泙Α2縄県が、騒音測定器でとらえた米軍機の画像などをもとに事実を明らかにしようと頑張っている。私たちも国会などで日米両政府に事実関係の究明を求めていく。ともに頑張りましょう」と応じていました。(しんぶん赤旗 2017年12月12日)

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