水曜随想 「原発稼働の無反省に驚き」 衆議院議員 真島省三

  • 2017.09.06 Wednesday
  • 11:35

 

 8月30日、国会議員団(私、田村貴昭、藤野保史の衆院議員、仁比聡平参院議員)と松岡勝衆院比例予定候補、佐賀・長崎・福岡3県の地方議員の総勢20人で、玄海原発に調査に入った。2005年の吉井英勝衆院議員の調査以来12年ぶり、3県の地方議員がそろって調査に入るのはかつてない。

 

 6月に紹介した九電のチラシには、太字に線まで引いて――万が一の事故の際においても、放射性物質の放出量は、福島第一原子力発電所事故時の約2000分の1であることが確認されました――として「新たに設置した設備や対策により、重大事故が発生した場合でも格納容器は破損せず、放射性物質(セシウム137)の放出量は、『4・5テラ=兆=ベクレル(1基あたり)』になることが、原子力規制委員会で確認されました。このため、UPZ圏内(発電所から概(おおむ)ね5〜30km)の住民の皆さまは、事故が起きてもすぐに避難する必要はなく、屋内退避(家屋等に留まること)していただくことになります」と述べている。対策を講じたから避難は必要ないと言わんばかりの「安全神話」だ。

 

 調査の目的は、格納容器を破損させない、メルトダウンさせないという設備や対策をこの目でみることだが、九電の得意げな説明を聞けば聞くほど、そんな対策もせず何十年も稼働してきたことへの無反省ぶりに驚いた。視察後の質疑で九電は、「原子炉格納容器下部に水張りしたところにメルトダウンしても水蒸気爆発は起きないと評価しているというが根拠は?」「4・5テラベクレルの住民の健康への影響をどう評価しているのか?」という質問にさえ答えられず、「放射性廃棄物の搬出先は決まっていない」という無責任ぶり。共同を広げ、再稼働を阻止しよう!(しんぶん赤旗 2017年9月6日)

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