水曜随想 「破綻する安倍改憲」 参院議員 仁比聡平

  • 2019.01.30 Wednesday
  • 10:16

 1月12日、札幌弁護士会の「徹底討論―憲法改正問題を真剣に考える」がありました。自艮党から石破茂さん、立憲民主党は山尾志桜里さん、そして「護憲派代表」として招かれた私。

 

 「朝日」北海道版や北海道新聞は、「中継会場をふくめ約700人の聴衆が論戦に耳を傾けた」「安倍晋三首相が憲法改正に強い意欲を示すなか、3人の論客は憲法9条を中心に、自衛隊の位置づけなどについて活発な議論を展開した。統一地方選や参院選に向けて憲法をめぐる議論が活発化しそうだ」と大きく報じました。

 

 メディアが注目したのは、「安倍9条改憲」の破たんと足並みの乱れです。石破氏は「総理は自衛隊を書き込んでも『何も変わらない』と言うが違和感を感じる」と、持論とはいえ立民・共産に同調した形で発言し、どよめきか広がりました。

 

 山尾氏は「『憲法を守れ』というだけでは限界」とも語りましたが、「安倍改悪はダメ」という大きな共同こそ大切です。「いま真の対決点は、日米安保条約や自衛隊の是非ではなく、安保法制=戦争法によって憲法9条を踏み破った自衛隊が、米軍と一体に海外で武力行使する国を許していいのかにある」と、安保法制の強行から3年余の実態を示した私の問題提起に、山尾さんも「米国の武力行使に巻き込まれる危険」や「日米地位協定の不平等」を強調するなど大きな一致点が広がりました。

 

 「二度と戦争はしない」「軍隊は持たない」と定めた憲法9条のもと、戦後積み重ねられた日本社会の民主主義の力は深いのです。

 

 「どこが攻めてくるのか」との質問に、石破氏は「それはむずかしい」と答えるほかありませんでした。「平和のために何が必要か」と質問された私が、「ひとことでいえば、安倍政治を終わらせることです」と答えたら拍手喝さいを浴びました。世界での紛争の平和的解決、平和への展望を大いに語り合いたいと思います。

 

 日曜版(12月23日号)では渡辺治一橋大名誉教授と憲法対談をしました。ぜひお読みくださいませ。(しんぶん赤旗 2019年1月30日)

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