随想 「反省のないあなたへ」 衆議院議員 田村貴昭

  • 2018.08.03 Friday
  • 23:55

 反省のないあなたへ。あなたはいつも議場でヤジってますね。先日は本会議の登壇者に「議長、杉田(水脈)議員のヤジを止めてください」と名指しされていました。

 

 あなたの発言はヤジにとどまらず、性的少数者や隣国を目の敵にして、多くの人が傷ついています。今回は、同性カップルを念頭に「生産性がない」「税金を投入するのがいいのか」と主張しました。日本はそういう国会議員を許容しているのか――外国からそう見られたなら、私は同じ議員でいることが、恥ずかしくていたたまれない気持ちです。

 

 「生産性がない」などよくも言えたものです。こんな声も間きました。「自分年金暮らしだが、『年寄りはいらない』と聞こえた」。あなたにその気はなくても、働くことができない、働き終えた方も大変不愉快な思いをしています。

 

 あなたの党、自民党の幹事長は「人それぞれ政治的立場、いろんな人生観、考えがある」と述べました。確かに人はそれぞれです。LGBTの方も、ハンディキャップを持った方も、病気の方も、元気な方も、そしていろいろな考え方があります。その多様性、個人の尊厳を認め、保障するのが政治の役割ではありませんか。

 

 発言を撤回・謝罪しないのなら、議員を辞職すべきです。あなたをかばい、差別を容認する自民党には、政権から退場いただきたいと思います。

 

 追伸。先日、ブラックな働き方をしてきた青年と会いました。「今の賃金では結婚もできない。将来不安しかない」。格差と貧困をひろげ、子どもを産み育てたい方々の願いに背いているのも、あなたの党であることを付言しておきます。(しんぶん赤旗 2018年8月3日)

水曜随想 「永遠に工事を止める機会」 衆議院議員 赤嶺政賢

  • 2018.07.25 Wednesday
  • 23:57

 7月から11月、沖縄は正念場のたたかいが続く。

 

 23日、辺野古新基地建設の賛否を問う県民投票条例制定請求署名が締め切られた。制定に必要な有権者の50分の1を突破する署名が集まった。条例制定後には県民投票が予定される。

 

 政府が辺野古海域の土砂投入を8月17日と通知してきたことに抗して、オール沖縄会議は8月11日に3万人規模の県民大会開催を発表した。

 

 沖縄県は7月17日付で「即時工事停止要求」を沖縄防衛局あてにだした。違法な工事の強行を逐一列挙し、「事業者としての悪質性は顕著である」と厳しく指摘している。この要求は最後通告だ。沖縄防衛局が受け入れなければ、翁長知事による埋め立て承認撤回の手続きをすすめることになる。政府はこれを無力化するために、あらゆる策謀を弄(ろう)してくることだろう。民主主義をかけたたたかいが沖縄県と安倍政権との間で激化する。国民的規模の支援を強化して、永遠に工事を止める機会にしたい。

 

 

 9月は沖縄統一地方選挙。日本共産党は22議席から24議席への拡大を目指す。11月の県知事選挙に、自民党県連は宜野湾市の佐喜眞市長を候補者に決定した。官邸お気に入りの政治家だ。佐喜眞氏が普天間基地の危険性を当事者として訴えれば、県民は辺野古移設もやむを得ないとなるだろうという安倍政権の策略まるみえの人選だ。

 

 米軍基地を知る人であれば、同じ苦しみを他人に押し付けようという発想はない。負担軽減を口実に基地利権をあさっているなら邪悪だ。沖縄は70年余そういう勢力とたたかって、ついにオール沖縄の翁長知事を誕生させた。歴史的闘争を全力でたたかいたい。(しんぶん赤旗 2018年7月25日)

水曜随想 『九州・沖縄で自力つける』 前衆院議員 真島省三

  • 2018.06.27 Wednesday
  • 23:58

 

 第4回中央委員会総会の「党勢拡大特別月間」の提起を受け、これまで34人の方に入党を訴え、お二人が入党。1人も断った方はおらず、入党申込書を預かってくれました。

 

 党員拡大の9月末の目標達成には、この6、7月でどれだけの人に働きかけるかがカギです。「考えさせて」という方も少なからずいるからです。早く働きかけておかないと、考えているうちに月間が終わります。

 

 いま、街頭演説でも、冒頭に入党と「しんぶん赤旗」の購読を訴え、話を始めています。先日は大分市で「その通り。安倍を辞めさせないかん」と大声で近づいてきて、握手をしてきた女性がその場で「赤旗」日曜版を購読してくれました。

 

 昨年の総選挙後、130回近い「集い」に参加してきましたが、最近は「なぜ安倍を辞めさせられないのか」といういらだちに満ちた質問が増えています。それに対して、あれこれ困難な事情を言って言い訳しているようでは、わが党の構えが問われます。

 

 とくに、九州・沖縄は、安倍政権の悪政、米国いいなり、大企業中心の異常な自民党政治の矛盾が、住民に耐えがたい苦しみを強いています。そして、麻生財務大臣をはじめ、「マスコミへの圧力」発言、「学芸員一掃」発言、「自主避難は自己責任」「東北でよかった」発言、般若心経質問、「3人以上産め」発言、がん患者へのヤジなど、すべて九州の自民党議員です。

 

 この間、2回の国政選挙を共闘でたたかい、変化が始まっているとはいえ、九州はいまだ「自民党王国」。それを許しているのは、日本共産党の党員と「しんぶん赤旗」読者の有権者比が全国でも低く、党議員空白自治体が多いなど、わが党の自力が弱いからです。

 

 九州・沖縄が変われば、日本は変わる。来年の参院選で必ず与野党逆転、安倍政権を打倒し、次の総選挙で国会に戻る構えで、9月末までの特別月間、100人の方を党に迎える決意です。(しんぶん赤旗 2018年6月27日)

水曜随想 「防災・減災を抜本的に」 衆議院議員 田村貴昭

  • 2018.06.20 Wednesday
  • 23:59

 大阪でまさかの地震。母と妹一家の暮らす箕面市は震度6弱の揺れに襲われた。電話は通じなかったが、SNSで安否が確認できた。食器が粉々になった写真が送られてきた。見慣れた食器棚は阪神大震災も経験。2度の被災に耐えたか。

 

 

 学校プールの塀が崩れて小学4年生の女の子が犠牲となった。塀の倒壊は福岡西方沖でも、熊本でも何度も見てきた。「国土強靭(きょうじん)化」の掛け声の一方、通学路の安全も確保できない政治の現実。新聞の写真に手を合わせ、防災、減災を抜本的に進めなければと誓う。

 

 これだけ科学が発達しても、地震や火山爆発の予知は難しい。国土交通省の調査では、大規模建築物の約1割が、震度6強以上の地震で倒壊・崩壊する可能性が高いという。東京圏をはじめ、大都市の一極集中を本気で是正する気があるのか、政府に迫りたい。

 

 昨日、衆議院本会議で自民、公明、維新がカジノ法を通した。国民の7割が反対しているにもかかわらず。大阪府や大阪市は、震災を目の当たりにしてもカジノ誘致に血道をあげるのか。

 

 朝鮮半島の非核化と平和構築へ、世界が大きく動く中、日本は圧力一辺倒への反省もなく、2千億円もかけてイージス・アショアを導入しようとしている。逆立ちしてはいないか。もっと、暮らしに根差し、地に足をつけた政治を。

 

 通常国会は今日で会期末を迎えるが、与党は会期延長で悪法成立をはかる。許してなるものか。今国会、野党各党は、それぞれの憲法観は違っても、自衛隊を明記する自民党改憲案を審議入りさせなかった。全国統一署名と野党共闘の力だ。逆立ち政治をただす力を、もっともっと増やさなければ。(しんぶん赤旗 2018年6月20日)

水曜随想 「平和の流れと響きあう」 衆議院議員 赤嶺政賢

  • 2018.06.13 Wednesday
  • 23:58

 6月12日、米朝会談が行われた。米朝間の軍事衝突を避け、朝鮮半島の非核化と平和体制が構築されることを強く願う。北朝鮮の脅威がある以上、抑止力としての米軍基地は必要との日米両政府の口実は根拠を失う。翁長県知事を先頭とする辺野古新基地建設を許さないたたかいは、北東アジアの平和の流れと響きあっている。

 

 

 4月27日の板門店宣言は、分断された民族の心の底からの訴えだ。志位委員長は、「73年間に及ぶ南北分断と対立が解消に向かい、南北の人々が平和と繁栄のなかで暮らせるようになり、統一に向かうことを心より願う」との談話を発表した。

 

 かつて沖縄もサンフランシスコ講和条約第3条によって分断されていた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が38度線をこえて握手をかわしたあの映像をみたとき、2人の政治指導者の背後にいる朝鮮半島の人々の強い思いに想像をめぐらした。

 

 

 沖縄を日本から切り離したのは北緯27度線。サンフランシスコ講和条約第3条の発効した4月28日を「屈辱の日」とよんだ。毎年4月28日は、北緯27度線上で「沖縄を返せ」と海上大会が行われた。私も妻も1967年、大学2年生のときに海上大会に参加したことがある。民族の分断ゆえにいわれのない屈辱をさんざん経験した。歴史の歯車を動かしている両国人民のエネルギーに共感するところ大だ。

 

 1950年の朝鮮戦争は、数百万の人々が犠牲になった。だから、この間の北朝鮮の核開発と米国の核の脅迫の軍事的緊張が極限に達している中でも再び戦争の犠牲は絶対にださないという「全民族のいちずな思い」が板門店宣言にはあふれている。

 

 米国の軍事選択をも支持し、軍拡をあおりたててきた安倍首相は、いま、世界の流れからも取り残された恥ずかしい存在だ。

 

 国会から沖縄にもどると、できる限り辺野古ゲート前の座り込みに参加している。そこには、米朝会談の成功と安倍内閣退陣をもとめるエネルギーがあふれかえっている。(しんぶん赤旗 2018年6月13日)

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