水曜随想 「本気の共闘発展させる」 参議院議員 仁比聡平

  • 2017.07.19 Wednesday
  • 10:02

 押さえ込んだ圧力釜のふたがはじけたかのように、憲法をこわし政治を私物化する安倍政治に国民の怒りは沸騰し、都議選を通じてむき出しになったボロボロの正体に歴史的大敗の審判が下された。

 

 内閣支持率は急落を続け、もはや政権末期というべき29・9%(時事通信)。「加計問題での総理の説明は信頼できない」67・3%、「説明責任を果たしていない」79・9%に上っている。格差をひろげながらお友達だけを優遇し、それが発覚すれば権力ずくで隠蔽(いんペい)し、真実を証言しようとする者を口を極めておとしめ、封殺しようとする。強権、独裁の安倍総理そのものに不信任が突きつけられている。

 

 自らやめないのなら、総理に残された道は、衆議院を解散して国民に信を問うほかない。

 

 ところが総理は、小手先の内閣改造で目先を変えれば、国民は忘れるとでも思っているらしい。

 

 戦後日本の歩みを百八十度転換する憲法9条改悪のスケジュールは変えない、あくまで秋の国会に自民党改憲案を提出し、来年には国民投票にかけるのだという。総理や日本会議のメンバーにしてみれば、周到に準備し「読売新聞を読め」と号砲を鳴らした改憲スケジュールを引っ込めるわけにはいかない、とでもいうのか。

 

 先の国会最終盤、総理自身の進退にかかわる加計疑惑には問答無用でふたをし、警察権力が乱用される重大な危険をはらむ「共謀罪」法案だげは何が何でも押し通す、かつてない国会破壊、民主主義破壊を強行したのが、自民・公明両党である。断じてこの政治を許してはならない。

 

 いよいよ安倍政治を終わらせ、新しい政治をつくる大激動の時代が始まった。

 

 市民と野党の本気の共闘を発展させるために、どうしてもいま日本共産党が強く大きくならなければならない。「苦難あるところ日本共産党あり」。日本共産党は、安倍自民・公明政治に真正面から対決し、どんな問題にもしっかり解決策を示して、市民と野党の共闘を本気で発展させ、民主主義の力で新しい政治をつくるために全力で頑張っている。どうぞあなたも、日本共産党へ。(しんぶん赤旗 2017年7月19日)

水曜随想 「再稼働反対ゆるがない」 衆議院議員 真島省三

  • 2017.06.28 Wednesday
  • 23:59

 政府と電力会社は「二つの神話」で原発再稼働をすすめている。

 

 一つは「避難するような事故は起きない」という「安全神話」。九州電力が玄海原発周辺で配っているチラシには、太字に線まで引いてこう書いている。――万が一の事故に際しても、放射性物質の放出量は、福島第1原子力発電所事故時の約2000分の1であることが確認されました――これこそ福島の事故をもたらした「安全神話」だ。

 

 もう一つは「ベースロード電源」という「神話」、つまり「安定して安い電源」という「神話」。しかし、福島の事故後の記録的猛暑でも「原発なしで電力は安定」していたし、天井知らずの事故処理コストを国民・消費者にツケ回しするのは「原発で稼いできた企業でさえ手に負えないほど高くつく電源」だということだ。

 

 私は長崎県の松浦市、壱岐市、平戸市、佐賀県の唐津市、伊万里市、福岡県の糸島市の役所を訪ね、話を聞いた。「住民の命と暮らしを守る自治体の使命に照らして再稼働に反対する」「説明会を通じて市民の多数が再稼働反対であることが分かった」「福島の現実をみれば、再稼働は絶対に受け入れ難い」「大島(平戸市)の畜産農家は、牛を置いて絶対に逃げないと言っている」「原発事故の避難計画づくりはむなしくなる。産業振興や観光など、もっと前向きな仕事がしたい」との声が相次いだ。

 

 玄海原発から30キロ圏の8自治体のうち半分の佐賀県伊万里市、長崎県の松浦市、平戸市、壱岐市の市長と議会が再稼働反対を表明、7月には長崎県の新松浦漁協が再稼働反対の大規模な海上デモを予定している。ところが政府はエネルギー基本計画で、規制基準に適合したら再稼働を進めるというのが基本的立場で、地方自治体には再稼働に対する法的な「同意権」「拒否権」はないというのだ。

 

 再稼働反対のゆるがぬ多数の民意を尊重するエネルギー政策の民主的改革は、九州でも保守層を含む大きな一致点だ。(しんぶん赤旗 2017年6月28日)

水曜随想 「喉を守る荒療治」 衆議院議員 田村貴昭

  • 2017.06.14 Wednesday
  • 23:58

 半年間の通常国会も会期末が近づいた。風邪もひかず、ケガもせず、今年は特に体調がいいぞと悦に入っていたら、先週末に突然の悪寒。お定まりの感冒の諸症状が現る羽目となった。

 

 特に参ったのは、喉の炎症で声が出なくなったこと。土日はしわがれ声をあちこちで聞かせてしまったが、あの質問ラッシュの時と重ならなかったのは救いであった。

 

 休んで声を出さない。そうもいかないところがつらいところで、病院の先生に事情を告げる。「明日演説をしなければならないのです」。「だったら、今日はしゃべらないこと」。厳密にはいかなかったが、昨日は8時間乗り物の中だったので、「だんまり作戦」は効果を上げた。

 

 あれがいい、これが効くと、SNSを通じてたくさんのアドバイスをいただいた。ありがたいことだ。さっそく実践。加湿型のマスクをかけ、寝るときは加湿器も備えた。喉を渇かさないのはきわめて有効であることを知る。うがい薬も新調。しっかり食べて定刻に薬を服用。

 

 かくして、長崎県佐々町議選の応援に。なんとこの町は1955年以来62年間日本共産党の議席をつないできた。町議選の5日間は、国会の会期末と並行だ。「加計疑惑解明と共謀罪・9条改悪を許さぬ一票は、永田かつみ候補へ」と声をからした。おそらく安倍首相はくしゃみをしていることだろう。

 

 荒療治も含めて、何とか復調へ。不思議なことに、帰りの車中では、喉の痛みはすっかりなくなった。

 

 読者のみなさん、季節の変わり目、どうぞご自愛ください。(しんぶん赤旗 2017年6月14日)

水曜随想 「『味』のある演説に学ぶ」 衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補 松岡勝

  • 2017.06.07 Wednesday
  • 11:41

 

 候補者活動をはじめてからの悩みどころ、頭を使うのは、何と言っても演説会や街頭宣伝の原稿づくりです。

 

 「共謀罪」、森友学園、加計学園の疑惑、核兵器禁止の国際会議の動き、北朝鮮問題、憲法9条を壊す動き。作り直した原稿に気持ちが入り始めると、また大きく情勢が動きます。日々の激動のなか原稿づくりに追われながらも、こんなに国民に打って出るべき時はないと思う毎日です。

 

 演説会や街頭で訴えるなかでもうひとつ学ばされるのが、中央弁士の演説や、各地で出会う小選挙区候補や地方議員のみなさんのそれぞれ「味」のある演説です。

 

 田村貴昭衆院議員の演説は、軽快かつ力強く、面白くてわかりやすい。聞いている人が引き込まれます。まねしたくてもとてもできるものではありません。

 

 最近最も強く印象に残ったのは、宮崎県日向市の黒木万治市議の演説です。迫力が違います。この声量の大きさは、赤嶺政賢衆院議員に勝るとも劣りません。声量にも驚きましたが、内容も聞き取りやすく、身近な地域の問題にもふれながら国政までシッカリ語る演説に思わず拍手を送ってしまいます。

 

 上村泰稔佐賀1区予定候補の演説は、語り口が優しく、内容も有権者にいかにわかりやすく伝えるか工夫されていて勉強になります。

 

 北九州市でご一緒させていただいた高瀬菜穂子県議は、宣伝力ーのアナウンスから演説までパワフルで、演説場所ごとに内容も変幻自在で目を丸くしました。

 

 翻って自分の演説は、まだまだ説明調で強弱もあまりない凡庸な演説だと反省するばかりですが、「広い九州・沖縄で、この場所で演説することはもうないかもしれない。うまいへたではなく、一期一会のつもりで精いっぱい」という気持ちだけは持ってマイクを握っています。

 

 何よりも頑張りどきの情勢です。党の風を吹かせ、総選挙で比例3議席以上獲得へ全力で駆けめぐります。(しんぶん赤旗 2017年6月7日)

水腰随想 「総理のおごり極まれり」 参議院議員 仁比聡平

  • 2017.05.24 Wednesday
  • 23:55

 「共認罪」法案の強行採決に、怒りのまなざしで国会に迫った1万人もの若者、学生たち。「説明できない法案通すな」のコールが強く印象に残りました。

 

仁比聡平議員 「下見と花見や散歩はどう違うのか」

 

金田法相 「犯罪のために散歩しているのか、花見をしているのか、あるいはそうではなくて、その下見のために歩いてまあ散歩をしているのか、そういうところの違いだとこういうふうに考えております」(審議中断。官僚の耳打ちを受け)「目的が違う。しっかりとそこを調べる」

 

藤野保史議員 「外形的事情というが調べるのは内心」

 

金田法相 「たとえば花見であればビールや弁当を持っているのに対して、下見であれば地図や双眼鏡などを持っているというような」(議場爆笑)

 

 こうした類いの恥ずべき答弁不能に陥っているのは、法案がまぎれもない憲法違反の共謀罪であることの証しです。それは、警察による監視社会を飛躍させ、「ものいう市民を萎縮させて民主主義を機能させなくなる」(小林よしのり参考人)のです。

 

 総理は「一般人が捜査の対象になることはありえない」と繰り返しますが、結局一般人とは警察に疑われていない人のこと。一般人かどうかは警察が決める。何の説明にもなっていないだけでなく、権力者が「あなたは一般人」「おまえは違う」とする上から目線こそ憲法を弁(わきま)えない強権です。それは市民運動や弁護士会のチラシを敵視する公明党、強行をけしかけた維新の姿にも現れました。

 

 その狙いは、安倍総理の改憲発言(5月3日)で一層はっきりしました。それをビデオメッセージと「読売新聞を読め」と押しっける。

 

 総理のおごり極まれり。それは政権復活から4年、衆参で「改憲勢力」3分の2を得ても改憲プログラムが進まない深いいら立ちのあらわれです。

 

 断固として、わかりやすく、共同をひろげるために、全力を尽くしましょう。迫る都議選、来たるべき総選挙で「アベ政治許さない!」の決定的審判を下しましょう。(しんぶん赤旗 2017年5月24日)

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